認定心理士の費用はいくら?審査料・認定料と支払い方法

認定心理士の費用である審査料と認定料、支払い方法を解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が日本心理学会・公的機関・各大学の公開情報を調べて独自に執筆しています。認定心理士の基準・費用・手続きや大学の制度は変わることがあるため、最新の情報は日本心理学会と各大学の公式サイトで確認してください。

単位はそろいそうだけど、申請にいくらかかるのか分からない。いつ、どこへ払うのかも気になりますよね。

結論から言うと、認定心理士の費用は審査料11,000円と認定料33,000円の合計44,000円です。払うタイミングは「申請する時」と「審査に通った後」の2回に分かれます。

この記事を読むと、申請から取得後までのお金の流れと、支払い方法の違いが分かります。

目次

認定心理士の費用は合計44,000円

先に結論

日本心理学会に払うのは、申請時の審査料11,000円と、合格後の認定料33,000円です。年会費や更新料はかからないので、資格を取るために学会へ払うお金はこの2つで終わりです。

『資格を取るなら、毎年お金がかかるのでは?』と心配になる方も多いはずです。

実は、認定心理士には更新の必要がなく、年会費もありません。一度払えば、あとから毎年請求が来ることはないんです!

費用の名前金額払うタイミング
審査料11,000円申請書類を出す時
認定料33,000円審査に通った後
合計44,000円2回に分けて払う
年会費なしなし
更新料なし更新の手続き自体がない

この金額は、2023年12月の料金変更後のものです。古い手引きやネットの記事には、変更前の金額が載っていることがあります。

払う前には、日本心理学会の認定の手続きのページで今の金額を見ておきましょう。

認定料を払うまでは「取得」にならない

審査に通っても、認定料を払わなければ認定心理士の資格は取れません。

合格の連絡が来たら、認定料の入金までが申請のひと続きだと考えておくと安心です。

認定料には何が含まれている?

学会の説明では、認定料には資格を取った後の資質維持のための研修費用なども含まれています。

単なる「登録料」というより、取った後の学びの機会も含めた費用なんですね。

いつ・何に・いくら?申請から取得後までのタイムライン

先払いは11,000円だけ

最初に出ていくのは審査料の11,000円です。認定料の33,000円は、審査の結果が出てから払います。

費用を調べると、金額だけが並んでいて、いつ払うのかが見えにくいですよね。そこで、申請の流れに沿って並べてみました。

時期やることかかるお金
申請の準備申請書類をダウンロードする0円
申請の準備書類を郵送で取り寄せる場合1,650円
申請の準備成績証明書・卒業証明書を大学で取る大学ごとの発行手数料
申請する時審査料を払い、書類を送る11,000円
受付から審査受領の通知を待ち、審査を受ける0円
合格の連絡の後認定料を払う33,000円
入金から約2〜3週間認定証とIDカードが届く0円
取得後に必要な時和文・英文の証明書を頼む1通550円
申請の準備から取得後までに、いつ何にいくら払うかを時系列で並べた図解

待つ期間も知っておくと安心

郵送物を出してから審査結果が届くまでは、通常2〜3か月です。時期によってはそれ以上かかり、書類に不備があるとさらに延びます。

つまり、審査料を払ってから認定料を払うまでに、数か月の間があくことになります。

書類の取り寄せ代1,650円は要る?

申請書類は、日本心理学会のサイトから無料でダウンロードできます。プリンターがあれば、取り寄せの1,650円はかかりません。

郵送で取り寄せたい時だけ、郵便振替で1,650円を送って「認定心理士認定申請書・資格申請の手引き」の送付を申し込みます。電子申請なら、そもそも紙の様式を用意する手間が減りますよ。

例えば、こんな会話になりがち

申請の準備をしていると、こんなやりとりになることがあります。

「申請って、最初に44,000円まとめて払うの?」

「最初は審査料だけみたい。認定料は合格してからでいいんだって」

まとめて用意しなくてよいと分かると、少し気が楽になりますよね!

卒業前に申請する仮認定でも金額は同じ

大学4年生のうちに申請する仮認定でも、審査料と認定料は通常と同じ金額です。合格して認定料を払うと、まず有効期限付きの仮認定証が届きます。

卒業した後に卒業証明書を事務局へ送ると、正式な認定証とIDカードが届きます。仮認定の流れは認定心理士の仮認定とはでまとめています。

支払い方法は申請のやり方で変わる

電子申請は払い方を選べる

書類で申請するなら郵便振替です。電子申請なら、クレジットカード・コンビニ支払い・オンラインの銀行振込から選べます。

『郵便局に行く時間がない』という方もいますよね。払い方は、書類申請か電子申請かで変わります。

電子申請
  • クレジットカード・コンビニ・オンラインの銀行振込で払える
  • 入力で一部の書類が要らなくなる
  • 証明書など一部の書類は郵送が要る
書類申請
  • 審査料・認定料は郵便振替で払う
  • 払込受領証のコピーを書類に貼って送る
  • 書類一式を簡易書留で送る

電子申請では郵便振替が使えない点は覚えておきましょう。審査の基準は、どちらの申請方法でも同じです。

書類申請で払う時の流れ

書類申請の支払いの順番
  1. 郵便振替で審査料11,000円を払う
  2. 払込受領証のコピーを様式5に貼る
  3. 申請書類一式を日本心理学会認定委員会へ送る
  4. 合格の連絡が来たら認定料33,000円を払う

郵便振替の口座は、00180-4-543408(加入者名:公益社団法人日本心理学会認定委員会)です。

認定料の振込用紙をなくしたら

合格の通知と一緒に届く振込用紙をなくしても、慌てなくて大丈夫です。

郵便局に置いてある用紙を使って、同じ口座に33,000円を送金できます。その時は、申請番号を書き添えておきましょう。

電子申請と書類申請で金額は変わる?

審査料と認定料の金額は、どちらの申請方法でも同じです。変わるのは払い方と、用意する紙の量です。

書類申請では、様式1〜5を印刷して書き、写真を貼り、簡易書留で送ります。電子申請では入力で済む部分がある分、郵送する物が少なくなります。

申請書類のそろえ方や送り方は、認定心理士の申請方法と流れで順番に紹介しています。

学会に払う44,000円のほかにかかるもの

小さな出費を先に数えておく

審査料と認定料のほかに、証明書の発行や郵送などの細かい出費があります。金額は小さくても、準備の段階で数えておくと慌てません。

申請の費用というと、44,000円だけをイメージしがちですよね。ただ、実際に手を動かすと、ほかにも少しずつお金がかかります。

申請前に数えておきたい出費
  • 大学の成績証明書と卒業証明書の発行手数料
  • 複数の大学で単位を取った場合は、大学ごとの証明書代
  • 縦3cm×横2.5cmの写真2枚
  • 簡易書留で送る郵送料と角2封筒
  • 受付の連絡用のはがき1枚

成績証明書は原本が必要で、コピーは使えません。いくつかの大学の単位を合わせて申請する時は、それぞれの大学から取り寄せます。

審査料と認定料のほかに、証明書代や写真、郵送料など申請時にかかる出費を並べた図解

取った後にお金がかかる場面

資格を取った後は、基本的にお金はかかりません。かかるのは、他の機関に出す証明書を頼む時くらいです。

証明書は和文・英文とも1通550円で、入金からおよそ1週間で郵送されます。認定証やIDカードのことは認定心理士の認定証・資格証(IDカード)で詳しく紹介しています。

心理調査士も一緒に取る場合

認定心理士(心理調査)、通称「心理調査士」を同時に申請すると費用が変わります。同時申請は審査料16,500円・認定料38,500円です。

すでに認定心理士の人が追加で申請する時は、審査料11,000円・認定料22,000円になります。くわしくは認定心理士(心理調査)とはをどうぞ。

払ったお金は原則戻らない

一度払った審査料と認定料は、原則として返金されません。単位が足りているか、書類がそろっているかを確かめてから払いましょう。

大学で単位を取る費用はどう考える?

学会の費用と大学の費用は別もの

44,000円は、すでに単位がそろっている人が学会に払う費用です。これから単位を取る人は、大学に払う学費が別にかかります。

『単位が足りないかもしれない』という方にとっては、ここが一番気になるところですよね。

認定心理士の単位は、四年制大学(大学院を含む)で開講され、単位取得の証明書が出る科目でなければ使えません。専門学校や民間の講座では取れないんです。

大学の学費は、大学ごと・年度ごとに違います。金額を並べて比べる前に、どんな仕組みで学費が決まるのかを見ておくと迷いにくくなります。

学費を見る時のチェック点確かめたいこと
年額か単位制か年ごとの定額か、取る単位の数で変わるか
入り方1年次入学か、3年次・4年次の編入か、科目等履修か
スクーリング心理学実験などの面接授業に、別に費用がかかるか
教材費授業料に含まれるか、別に買うか
学会への費用44,000円は大学の学費とは別に用意する

例えば、こんな場合は費用の見え方が違う

同じ「認定心理士を取りたい」でも、今の状況によって必要なお金の中身は変わります。

今の状況学会への費用大学への費用
心理学科の4年生で単位がそろっている44,000円今の大学の学費の範囲
大学を出て、数単位だけ足りない44,000円足りない科目の分だけ
心理学部以外を出て、心理学の単位がない44,000円36単位分を取る学費
短大卒で四年制大学を出ていない44,000円卒業までの学費

今の学歴で、どこで単位を取るか

費用の見え方は、今の学歴で大きく変わります。四年制大学を卒業していて足りない科目が少しなら、必要な科目だけを取る科目等履修という道もあります。

短大卒や大学に通っていない場合は、編入や入学から考えることになります。働きながらなら通信制大学、時間が取れるなら通学制の大学、今の大学で取り切る道もあります。

通信制大学で単位を取る流れは、通信制大学で認定心理士を取る方法で入り方ごとに紹介しています。

心理学の資格

働きながら認定心理士を目指すなら

認定心理士は大学で所定の単位を修得して申請する資格です。今から単位をそろえるなら、通信制大学で学ぶ方法があります。入学・編入・科目等履修の選び方と、大学を比べる時のポイントをまとめました。

無料通信制大学で取る方法を見る

認定心理士の基準・費用や大学の制度は変わることがあります。最新の情報は日本心理学会と各大学の公式サイトで確認してください。

費用についてよくある相談

相談の多くは「合計いくら」の問題

よく見かけるのは、大学の学費と学会への費用を合わせていくらになるのか、という相談です。学会の費用は共通、大学の費用は学び方で変わる、と分けて考えるのがコツです。

通信制の大学で取る場合、全部でいくらかかる?

大卒の人が、放送大学などの通信制大学で認定心理士を取るにはいくらかかるか、という相談です。

学会に払うのは、どの大学で単位を取っても審査料と認定料の44,000円です。大学に払う費用は、取る単位の数や入り方で変わるので、各大学の募集要項で確かめるのが確実です。

大卒の人は、すでに持っている単位を数えてから足りない分だけ取ると、学費の見通しが立てやすくなります。

見かけた金額が、記事によって違うのはなぜ?

審査料と認定料の金額が、記事によって違って見えるという相談もあります。

これは、2023年12月に料金が変わったためです。今の金額は審査料11,000円・認定料33,000円なので、古い手引きの金額は使わないようにしましょう。

候補の大学が多くて、費用を見比べるほど迷う

通信制大学を何校か候補にして、費用や科目を見比べるほど決められない、という声もあります。

そんな時は、学費の安さより先に「認定心理士の対応科目がそろうか」「心理学実験のスクーリングに通えるか」を見てみてください。そのうえで、取る単位の数をもとに学費を比べると、同じ条件で並べられます。

よくある質問

認定心理士の費用は全部でいくらですか?

日本心理学会に払うのは、審査料11,000円と認定料33,000円の合計44,000円です。ほかに、成績証明書の発行手数料や写真、郵送料などの細かい出費があります。

費用は分割で払えますか?

審査料は申請時、認定料は合格後と、2回に分けて払う仕組みです。電子申請なら、クレジットカード・コンビニ支払い・オンラインの銀行振込から払い方を選べます。

審査に落ちたら審査料は戻ってきますか?

一度払った審査料と認定料は、原則として返金されません。不合格の場合は、条件を整えて再審査を受けられます。

資格を取った後に年会費はかかりますか?

年会費も更新料もかかりません。他の機関に出す証明書が必要になった時だけ、1通550円の手数料がかかります。

仮認定の場合も費用は同じですか?

卒業前に申請する仮認定でも、審査料11,000円・認定料33,000円で、通常の申請と同じ金額です。

まとめ

この記事の要点
  • 認定心理士の費用は審査料11,000円と認定料33,000円の合計44,000円
  • 審査料は申請時、認定料は合格後に払い、年会費や更新料はない
  • 書類申請は郵便振替、電子申請はカード・コンビニ・オンライン振込で払える
  • 証明書代や写真、郵送料などの細かい出費も先に数えておく
  • 大学の学費は別。取る単位の数と入り方で考える
心理学の資格

心理学の資格 編集部

日本心理学会の認定心理士について、資格の意味・必要な単位と科目・申請の流れ・費用・通信制大学での取り方までを、はじめて調べる人の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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